2024年11月16,17日に、東京ビッグサイトに(東京国際展示場)にて東京デンタルショーが開催され、参加いたしました。
東京デンタルショーは規模の大きい歯科機器・機材等の見本市です。大きな会場(東1,2ホール)に多くの企業がブースを設けており、連日大盛況の様子でした。
中でも、昨今のデジタル化(DX化)の波と人材確保の難しさから、数社が自動精算機を展示していたのに目が止まりました。医科も含めて医療には今や電子カルテやレセプトコンピュータが欠かせませんが、お会計の前後では入力内容の確認、精算、金銭の授受等が発生します。以前より自動釣り銭機なる機械があり、会計時のお釣りの間違い防止や入出金の管理で業務の簡略化が図られていましたが、自動精算機はその上をいく機器で、まさにセルフレジの流れで患者さんが会計・精算を進めることができるようになります。理屈はスーパーのレジや駐車場の精算機と同じではありますが、医療の場合は医療明細書の発行や処方箋の発行などがあり、単純に精算だけの機械ではありません。DX化により業務の効率化につながる機器として、これからの歯科医療現場で広がっていく未来を想像させられました。
その他、企業後援の生涯研修セミナー等が開催され、アップルデンタルセンターの畑慎太郎先生、歯科衛生士の花岡祐み子先生による予防歯科セミナーに参加いたしました。