年別アーカイブ: 2019年

LINKーJ x 東北大学ネットワーキングナイトに参加

11月15日に、日本橋ライフサイエンスハブにてLINKーJ x 東北大学ネットワーキングナイトが行われ、参加いたしました。「医療現場観察からはじまるイノベーション」として東北大学病院の臨床観察プログラムであるASU(アカデミックサイエンスユニット)の紹介と、医療従事者と企業開発研究者によるパネルディスカッションが行われました。実際の医療現場から患者さんを主体とした特徴あるニーズを探す重要性と、イノベーションのチャレンジングな面についてディスカッションがなされました。

ニーズ探索(clinical immersion)からニーズの定義、選択、を研ぎ澄ませること、そのプロセスをきちんとデザインすること、スピードと質を高めるために共同すること、の3つが重要であることが指摘されていました。

う蝕治療ガイドライン作成小委員会会議に出席

11月8日、9日に、福岡県福岡市にて行われた日本歯科保存学会う蝕治療ガイドライン作成小委員会会議が行われ、日本歯内療法学会ガイドライン委員会委員として出席いたしました。会議では今後の両学会共同作業のための意見交換を行い、歯髄保存治療に関する新たなCQ作成に取り掛かることとなりました。

TU-OI戦略機構シンポジウム2019に参加

10月29日に、大手町サンケイプラザにて「東北大学オープンイノベーション戦略機構シンポジウム2019」が行われ、参加いたしました。指定国立大学法人としての東北大学から生まれる研究・イノベーションを活かして、B-U-Bモデルの拡大と社会実装の促進について講演がなされました。会場は200名を越える参加者で溢れ、講演内容も未来に向けて期待感の高まるシンポジウムでした。

私自身が関わっている歯学研究に置き換えて考えると、治療デバイスの有用性の学術的証明、臨床研究でのさらなるエビデンスの積み重ね、治療デバイスのPmda承認や治療法の保険収載・保険適用、最終的に治療の最適化や標準化、ひいては国民の歯の延命・健康寿命の延伸にまでつなげる必要を強く感じました。

プレオーラルフィジシャンセミナー東京にて講演

10月27日に、東京御茶ノ水にてプレオーラルフィジシャンセミナー東京(Pre OP 東京)が行われ、「OP診療室における専門医の存在意義」として歯内療法専門医の立場から予防歯科の重要性の講演を行いました。