月別アーカイブ: 2021年1月

杉並区歯科医師会学術講演会に参加

1月27日に、「エンドで痛い!と言われたら」と題したウェブライブセミナーがオンラインで行われ、院長および勤務医が参加しました。

講演では、多くの症例を参考に見落としがちなポイントが取り上げられ、どのようにすれば治療を難治化させずに対応できるかの解説がありました。

杉並区歯科医師会学術講演会での学びを通じて、明日からの診療に活かしてまいります。

倫理申請講習会を受講

1月23日および24日に、「東北大学大学病院医学系研究科 倫理申請講習会」の配信動画を視聴し、受講を修了しました。

2018年に臨床研究法が施行されました。規制対象となるのは医薬品の臨床研究のうち「製薬企業から資金提供を受けた臨床研究」や「未承認・適応外の医薬品の臨床研究および未承認治療法の使用を含む研究」です。これらを行う場合、実施計画の届出が義務化され、所属機関などでの認定臨床研究審査委員会での審査を受けることが義務付けられています。

このたび、当院で行った新規治療法の症例発表を行う際に所属学会に確認したところ、適応外使用の薬剤が含まれるため、東北大学大学病院医学系研究科の倫理審査申請システムのプロセスを踏むこととなりました。それに伴い、倫理申請講習会の配信動画(全11講習、計10時間)を受講いたしました。

当院では東北大学と連携を取りながら、今後も学会発表を通じて日本の歯科医学の発展に取り組んでまいります。

YOSHIDAウェビナーに参加

1月21日に、「バイオセラミックシーラーを用いたシングルコーンテクニックによる根管充塡」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

セミナーでは、今までの根管充塡法に加えてハイドローリックテクニックと言われるシングルコーン根管充塡の術式が紹介され、その術式で必要となるシーラーの要件を満たしているものがバイオセラミックシーラーのみであることが紹介されました。また、根管充塡の術式や使用材料自体が治療成績を向上させるものではなく、診査診断、根管洗浄と根管形成、歯冠側の封鎖が特に重要であることがコメントされていました。

ホワイトクロスウェビナーに参加

1月14日に、「シェードのないコンポジットレジン オムニクロマを本音で語る」と題したウェブライブセミナーが開催され、院長が参加しました。

オムニクロマは2020年に発売されたペースト型コンポジットレジンです。従来のコンポジットレジンのように歯科材料の色で色調合わせをするのでなく、周囲と同調して色調が得られる単色の歯科材料です。

オムニクロマは、サイズの均一な球状フィラー(オムニクロマフィラー)を有しており、周囲の歯質の色に同化する構造色の効果が生み出されます。また、歯質からの反射光を拾い、加法混色の効果で調和した明度を発揮できます。このようなイノベーティブな技術により、色調変化による充填物のやり直しリスクを下げ、審美的にも機能的にも有効な新規歯科材料として注目されています。ウェビナーではこの歯科材料の特徴に関する説明から実際の症例まで、臨床に活かせる内容で講演がなされました。

当院では昨年末に各ユニットにオムニクロマを配置いたしました。適切な症例選択で効果が十分に発揮できるように引き続き活用してまいります。

ストローマンウェビナーに参加

1月13日に「ネオインプラントを用いた症例紹介」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

セミナーでは2名の演者を通じて症例とともにネオインプラントの特徴の解説が行われ、テーパー型インプラント、プラットフォームシフトといった利点の解説がありました。