年別アーカイブ: 2024年

ACFF日本支部講演会に参加

2024年3月24日に、AP東京八重洲にてACFF日本支部 第7回総会・研究成果・特別講演会が開催され、参加いたしました。

ACFFは「2026年以降に誕生する子供たちは生涯を通してう蝕を作らない」ことを地球規模のゴールと設定しており、2018年に日本支部が設立されて活動しています。今回はオープンセミナーである研究成果・特別講演会に参加し、国際基準に則ったう蝕マネージメントを臨床う蝕学教育へと浸透させる取り組みについて学びました。

研究成果として、開発途上国におけるフッ化物配合歯磨剤の実態調査およびICCMS e-learning日本語版のご発表があり、国際情勢と日本の教育現場の底上げについて理解を深めました。また特別講演ではう蝕リスクアセスメントとマネージメントの重要性についてインディアナ大学の安藤昌俊先生よりウェブ講義があり、う蝕リスクアセスメントツールの活用や問診等も含めた多角的なリスクアセスメントの大切さを学びました。

今後の歯学部教育や歯科臨床においても、国際基準に則った診査・診断は極めて重要です。ACFF日本支部の益々のご活躍に期待するとともに、関わりを持ってまいりたいと思います。

日本歯内療法学会委員会会議に参加

2024年2月25日に、AP浜松町にて日本歯内療法学会学術委員会会議が行われ、委員として参加いたしました。

今期からはガイドライン委員会委員として活動となりますが、今までの学術委員会メンバーとして、今後の活動や講演内容のあり方について協議を行いました。今後も学会活動を通して社会貢献を行ってまいります。

DSJ治療計画コースで講演

2024年2月24日に、福岡にてDSJ治療計画コースが行われ、歯内療法学の視点で「保存か抜歯か」「歯髄保存か抜髄か」という内容で講演を行いました。

治療対象の歯が全体に及ぶ場合、全顎的治療といい、一般的に歯科医療の第一の目標とされる歯の保存よりも、第二の目標とされる噛み合わせ(咬合)や審美が優先される場合があります。その際、長期的な視野を持って患者さんとコミュニケーションを取らないと、治療する側と受ける側の足並みが揃わず、望ましい結果が得られないこともあります。歯を保存するための歯内治療を全体の治療の中でどれだけの重みをつけて治療計画を組むかは、術者の技量も含めて非常に重要な意思決定が求められます。今回の講演では、そのような内容をお伝えし、ディスカッションを通して皆様と理解を深めました。

歯内療法学の領域のみに留まらず、他の歯科専門領域や一般歯科とのコミュニケーションも大切に、歯科医療に取り組んでまいります。

第3回う蝕・歯周病勉強会に参加

2024年2月18日に、コモレ四谷タワーコンファレンス(新宿区)にて「主にう蝕と歯周病を学ぶ勉強会」が開催され、スタッフ8名が現地参加いたしました。

今回は当院の歯科衛生士が3年間の勉強会を通じて学んだことを発表し、歯周病学会認定歯科衛生士取得や医院連携についてを参加者の皆様と共有しました。

最後のセッションは懇親会で、職歴でグループ分けを行なった上でビュッフェスタイルで楽しくお話しする機会がありました。

今回の勉強会で他院のスタッフと繋がり、共に学んでまいります。

周術期の歯科医療を考えるセミナーに参加

2024年1月28日に、御茶ノ水トライエッジカンファレンスにて「周術期の歯科医療を考える」セミナーが開催され、映画鑑賞と歯科講演に院長およびスタッフ6名が参加いたしました。

セミナーではがん口腔支持療法として患者さんに寄り添った病院歯科医療を提供されている百合草健圭志先生(静岡がんセンター歯科口腔外科部長)の講演があり、その後「ケアを紡いで」というタイトルのドキュメンタリー映画の鑑賞がありました。

歯科医師のみならず、歯科衛生士や歯科助手でも、周術期の患者さんにどう関わり続けるかについて考えさせられる、奥の深い内容で大変勉強になりました。

 

フロアライトを設置しました

待合室に、新たにフロアライトを設置いたしました。

できるだけお待たせする時間が短くなるよう、診療室への導入やお会計を速やかに行っておりますが、どうしても待合室で過ごす時間があります。そんな時に待合室の空間が少しでも和らげばと願っております。

 

皆様のご要望をカタチにしました

当院の玄関には腰掛けイスをご用意しております。今までのものは丸イスでしたが、立ち上がる時に手をかける場所がなく、少し不便との声をいただいておりました。

今回、左右に手をかけることのできるイスに変更し、特に立ち上がり時に力が入れやすいようにいたしました。靴の脱ぎ履き時の際はぜひお使いください。