2020年9月23日に、ウェブにてACFF(う窩のない未来への同盟)日本支部主催の「臨床・教育へのICCMS導入を目指して」と題したウェブカンファレンスが行われ、参加いたしました。
う蝕やそのリスク評価には唾液やフッ化物の利用が欠かせません。講演ではカリエスリスクの評価方法としてカリオグラム、CAMBRA、CRASPが紹介されましたが、いずれも唾液分泌量に関する評価と、フッ化物の日常的な使用が評価項目に含まれていました。
現時点でう蝕の発症、進行、予防法は学術的に解明されていますが、それを臨床や教育にどう具体的に浸透させていくか、というところがこれからの歯科医療の取り組みに欠かせません。川勝歯科医院でも、すでに導入しているカリオグラムと合わせて、皆様の予防メインテナンスの最適化を実行しながら、新しい知見を取り入れてまいります。