当院では、初診でいらっしゃったすべての方を対象に、お口の疾患リスクを確認しています。

問診、口腔内診査（規格化されたエックス線写真と口腔内写真、および歯周病検査）、唾液検査（サリバテスト）を通じて、今までの歯科治療歴、生活習慣、免疫力、細菌感染の程度を把握します。
その結果に基づき、口腔健康のためのアドバイス、治療の順番やメインテナンスの間隔を決定します。

特に唾液検査は治療の前後で２度行い、口腔内環境がどのように変化したのか、専用のコミュニケーションソフト（カリオグラム、OHI-S）を用いて解析。
歯周病検査結果（歯周ポケット検査）、規格化口腔内写真と合せて、がんばって通院いただいた治療の成果とこれからの健康維持のためのお話に活用します。

これらを通過点としながら、メディカルトリートメントモデルを軸に診療を進めていきます。しかし何となく通院していると、治療の成果はもちろん、何をどう治療されたのかもわからないまま、お口の健康意識も変わらずに過ごしてしまうことになります。

客観的なデータや数値、絵を使って、皆さんに歯のこと、お体のことにもっと興味を持っていただきたいと願っています。オーラルフィジシャン（口腔内科の専門）という立場で、皆さんを全力でサポートいたします。